今年の6月27日に日司連vs.日弁連の解釈争いに関する最高裁判決があった直後、受益額説を採っていた司法書士事務所に対してこれから不当利得返還請求が殺到するのでは、との話を何度か耳にしました。 実際、7月頃はそうした趣旨の・・・
「2016年」の記事一覧
平成28年度認定考査の成績など
試験の話。 配点 基準点等について 第1問 小問(1)訴訟物 4点 小問(2)請求原因事実 8点 小問(3)抗弁 8点 小問(4)再抗弁 8点 小問(5)消滅時効の中断 6点 小問(6)当事者間に争いのない事実 6点 小・・・
民法581条1項の違和感 契約と同時に登記?
講師山野目章夫先生によって多くの論点が提示された昨日の研修。その中で、個人的におもしろかった細かい論点。 細かすぎてきっと誰も気にしていない論点。 買戻しに関する規定 民法581条1項 売買契約と同時に買戻しの特約を登記・・・
子がいない夫婦は遺言書を作るべき
[speech_bubble type=”std” subtype=”L1″ icon=”1.jpg” name=”Aさん(60代男性)・・・
知的障害のある子に財産を遺すには
あなたに知的障害や精神上の障害のある子がいる場合、その子に対してどのような方法で財産を残すべきか、悩むときがあるかもしれません。 あなたが元気なうちは何とかなります。 主な財産を自分名義とし、財産をあなたが管理してあげら・・・
認知症の兆候と財産管理
自分の父親や母親に認知症の兆候が出てくると、とても不安な気持ちになりますよね。 今まで頼りにしてきただけに、これからどうなるのか…。 身の回りの世話を誰がやるのか、の問題もありますが、今まで父親または母親名義・・・
成年後見制度と資格制限など
成年後見の審判を受けると、自らの財産管理権だけでなく何かの地位を失うことになる場合もあります。 それらいずれの地位についても、他人の財産を取り扱う性格のものであり、私は欠格事由に該当することはやむを得ないと現時点で考えて・・・