30年前の遺言書が発見されたとき

相続

自分で書いた遺言書の保管について。 そもそも遺言書を書いておく方がいまだに多くありません。 遺される家族のことを考えて遺言を作成する方は、それだけを見ても尊敬すべき方だと私は思います。 ノートに記載された遺言 全文を自書・・・

親戚との遺産分割協議と預金相続

相続

相続関係は、思いのほか複雑になることがあります。 親族の死亡による各種届出や葬儀などは、誰か近しい者が費用を立て替えて行うことが多いでしょう。 ただしその費用が確実に返ってくる保証はありません。 普段あまり付き合いのない・・・

司法書士に対する不当利得返還請求

債務整理

今年の6月27日に日司連vs.日弁連の解釈争いに関する最高裁判決があった直後、受益額説を採っていた司法書士事務所に対してこれから不当利得返還請求が殺到するのでは、との話を何度か耳にしました。 実際、7月頃はそうした趣旨の・・・

平成28年度認定考査の成績など

業務外のこと

試験の話。 配点 基準点等について 第1問 小問(1)訴訟物 4点 小問(2)請求原因事実 8点 小問(3)抗弁 8点 小問(4)再抗弁 8点 小問(5)消滅時効の中断 6点 小問(6)当事者間に争いのない事実 6点 小・・・

知的障害のある子に財産を遺すには

財産管理

あなたに知的障害や精神上の障害のある子がいる場合、その子に対してどのような方法で財産を残すべきか、悩むときがあるかもしれません。 あなたが元気なうちは何とかなります。 主な財産を自分名義とし、財産をあなたが管理してあげら・・・

認知症の兆候と財産管理

成年後見 相続

自分の父親や母親に認知症の兆候が出てくると、とても不安な気持ちになりますよね。 今まで頼りにしてきただけに、これからどうなるのか…。 身の回りの世話を誰がやるのか、の問題もありますが、今まで父親または母親名義・・・

不確実な遺言書

相続

自筆証書遺言の様式 法律家や保険会社による啓発、または知人の遺産「争」続にまつわる苦労話を見聞きするにつれ、遺言書を書いてみようかと考えさせられるこの頃。 遺言作成の方法は何種類かありますが、最も簡単に作成できる遺言は「・・・

成年後見制度と資格制限など

成年後見

成年後見の審判を受けると、自らの財産管理権だけでなく何かの地位を失うことになる場合もあります。 それらいずれの地位についても、他人の財産を取り扱う性格のものであり、私は欠格事由に該当することはやむを得ないと現時点で考えて・・・

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