「何もしていないのに解散になってる」 税務署からの通知で初めて気付くパターンが多いようです。 登記記録に『年月日会社法第472条第1項の規定により解散』という記載が入れられた株式会社。 これはすでに役員変更登記の時期を一・・・
変則的な遺産分割協議証明書
遺産分割協議証明書とは 相続による所有権移転登記のお話です。 世に『遺産分割協議証明書』という便利なものがあります。 遺産分割協議書は本来共同相続人全員が一通の協議書に記名押印すべきものですが、それを作成するには共同相続・・・
相続登記をせず、数代にわたり名義が放置された不動産の取得時効
相続による不動産の名義変更手続は、現在のところ義務ではありません。 被相続人名義の土地建物に相続人のうちの一人が住み続け、他の相続人がそれを黙認している状況なら、あえて登記をしようとは思わないものでしょう。 そして登記名・・・
スマートコントラクト不動産登記 ブロックチェーンを用いた住宅購入手続の実験
スマートコントラクト スマートコントラクトは「プログラムできる契約」のこと。 必ずしもブロックチェーンとともにあるわけではありません。 スマートコントラクトの単純な例として自動販売機があげられますが,これはブロックチェー・・・
相続登記の義務化,自動化など
「行政手続きをアプリで一括 転居や介護、企業が代行」 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25669820U8A110C1MM8000/ なぜアプリである必要があるのか;転居届,要介・・・
自筆証書遺言が公正証書遺言と比べて手軽といえるか
不動産や財産について、「遺言書さえあれば」平穏に終わる、「遺言書さえあれば」簡単に済むことは数多くあります。 生前にそのことに気付く方はそれほど多くありません(皆さん気付いてはいるけど先延ばしにしてしまうのでしょうか)が・・・
本当に設立よりお得?休眠会社の譲り受けについて
「株式会社つくろうと思うんだけど、登記費用が30万円くらいかかるらしい。何とか安くやる方法はないいものか。」 「知り合いの持ってる会社、もう何年も放置してて『もういらない』とか言ってたな。話ししてみようか?」 「おお!」・・・
寄与分を主張されたら
被相続人の甘さ 自宅などの不動産を所有している方でも、遺言書をのこして亡くなる方はいまだ少数です。 「不動産といっても大した額じゃないから」というお考えで書かないのかもしれません。 しかし意外と額に関係なく、相続人の間の・・・
退去時の原状回復費用
賃貸マンションを退去する際、部屋のキズや汚れの補修にかかる費用を請求されたことはありませんか。 言われるがまま支払う前に、まずは思い出してみましょう。 そのキズや汚れはどのようにして付いたのでしょうか。 「酔っ払って壁を・・・